孫とハワイへ(4)

3月24-25日 <一日~二日目>(4)ソウル-ホノルル

ソウル市内観光の最後はお決まりのお土産品店である。 2Fは
紫水晶の加工メーカーである。 日本産のものより、色が濃く、
硬度も可成り高いとか。 孫が彼の母ちゃんのために、お土産を
買うとかで色々と迷っている。 家内が応援しているようだが、
なかなか決まらない。 私は宝石類は苦手なので、片隅でインス
タントコーヒーを飲んで待っていた。 約15分後にやっと決ま
ったらしい。 小さな赤い包みを孫は嬉しそうに持っている。

1Fでは、きむちと韓国のりが中心である。 ハワイに行く途中
に買っても仕方がないので、素通りする。 日本に宅急便で送る
とか強調していた。

土産物屋を出て、再び観光バスに乗る。 仁川国際空港に着いた
のは、18:00頃である。 直ちに解散し、それぞれ出国審査
場に向かう。 手荷物の検査は日本より遙かに厳しい。 一時間
半後に機内に入る。 例により真っ先に入れるのはありがたい。

20:10 ほぼ定刻通りに、仁川国際空港を離陸しホノルルに
向かう。 一時間後に夕食が出てくる。 私はまたまたビビンバ
を頼み、家内と孫は洋食である。 午前中と違って時間は充分あ
る。 赤ワインを飲みながら食事を楽しむ。 食事を終わったの
は22:00近くである。 食後のコーヒーを飲んでいると、「
ベルト着用」のサインが出る。 と同時にガタガタ揺れ始める。
孫を見ると、鉛筆を片手にもう眠っている。 日記を書くと張り
切っていたのに無理のようだ。 鉛筆を取って、ベルトを確認し
そのまま寝かせておく。

揺れは益々ひどくなり、これはえらいことになったと思ったが、
どうしようもない。 一寸油断した隙にコーヒーカップが飛び
上がり、通路に落ちてしまった。 まあ、他の人を汚さなかっ
ただけ良しとしなければならない。 10分後にやっと元に戻
る。 こんなひどい揺れは初めての経験である。

日付変更線を通り過ぎ、現地時間05:30頃だろうか、東の
空が明るくなり始める。 真っ暗では不安だが、少しでも明る
くなると、ほっとする。 昨日は3月24日(日)で、今日も
24日(日)である。 つまり、日曜日を二回体験する訳であ
る。 なんとも不思議な気がする。

08:30 「間もなくホノルル空港に着陸する」旨のアナウ
ンスがあり、下を覗いてみると雲の間から紺碧の海がみえる。
やがて、エメラルドからグリーンに変わっていく。09:00
定刻より少し遅れてホノルル空港に着陸する。

家族連れの入国審査は極めて簡単である。 バッゲッジ・クレ
イムでスーツケースを受け取り、税関を通って外に出る。果た
して旅行会社は迎えに来ているのだろうか。 胸に小さいバッ
ジをつけているだけである。 相手は流石プロである。「Mさ
んですか」とすぐ見つけてくれた。 しかも、お迎えはなんと
リムジンではないか。

スーツケースは別便でホテルへ運んでくれるとかなので、とに
かくリムジンの中に乗り込む。 孫は初体験とあって車内をき
ょろきょろ眺めている。 ブランディグラスを持ち上げたので、
慌てて止めさせる。 先ずは車内で記念写真を撮る。 我々3
人だけの筈はないので暫く待つ。 5分後別便で到着した、女
子大生5人が入って来た。 卒業旅行とか。 リムジンは初め
てとみえて、エキサイトしている。 空のコップを手に乾杯し
ている感じのところを、カメラを借りて撮ってあげる。

ソウル市内半日観光を終え、再びインチョン空港に帰ってくる
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インチョン空港
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